特定非営利活動法人ナノフォトニクス工学推進機構
Specified Nonprofit Corporation Nanophotonics Engineering Organization (NPEO)

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  ナノ寸法に局在する近接場光を利用することで、従来の伝搬光やプラズモニクスだけでは説明不可能な新しい応用が広がってきています。代表的な応用技術を下記に紹介します。

 (1)近接場光研磨
 近接場光によって従来誘起できなかった光化学反応を活性化することが可能となります。この近接場光特有の光化学反応を利用した技術が、表面研磨技術です。従来の機械研磨手法とは異なり、非接触で加工が可能となるため、被研磨物質への損傷がなく、また機械研磨では到達不可能な原子オーダーでの表面平滑化が可能となります。また、非接触手法であるため、立体構造の側面や内部の平滑化が可能となります。
 これまでに、NEDO「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」、「省エネルギー革新技術開発事業」を通して得られた成果を基に、経産省「平成22年度希少金属利用産業等高度化推進費補助金(レアアース等利用産業等設備導入事業)」により、研磨装置のプロト機を作製し、実用化研究を行っています。

研究実施場所:東京大学工学部3号館

  [製品紹介]
   ・近接場光微細加工装置
   ・近接場光表面平坦化装置
   ・近接場光表面修復装置

(2)発光、受光素子
 近接場光によって従来の光では誘起できなかった半導体中の光励起、発光が可能となります。この近接場光特有の光吸収、発光を利用した、従来にない発光・受光素子の開発を行っています。本技術によって、従来電子デバイスとして利用されてきた半導体を光デバイスとしても活用が可能となること、従来のLEDでは強度の弱い発光帯域が利用可能になること、より安全・安心な材料が利用可能となること、など様々な特長があります。

研究実施場所:東京大学工学部12号館

(3)波長変換技術
 近接場光を利用することで、従来熱として利用されていなかった赤外光を、可視光のように利用することが可能となります。つまり、波長変換が可能になるため、例えば太陽光エネルギーの利用効率を大幅に向上することが可能となります。
 これまでに、NEDO「太陽エネルギー技術研究開発/太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」で得られた成果を基に、より高効率な波長変化デバイスの開発を実施しています。 

研究実施場所:東京大学工学部12号館

(4)ストレージの技術
 莫大な情報を保管する放送局やデータセンタでの情報アーカイブ用途に適し、大容量、高速転送速度、長期保存性と同時に、データセンターなどで大きな課題となっている低消費電力化にも大きく貢献するホログラムメモリの開発を行っています。
 東京オリンピック(2020年)開催に伴う高精細映像のアーカイブを第一ターゲットとして開発を進めています。
 現在、NEDO「エネルギー・環境新技術先導プログラム」を受託し、製品開発を実施しています。

研究実施場所:東京理科大学葛飾キャンパス 



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